強迫性障害は特定の数字が気になり、鬱に近い状態になる?

強迫性障害は特定の数字が気になり、鬱に近い状態になる?という相談に回答しました。

相談内容

自分は特定の数字(2ケタ)について異常なほどのこだわりがあり、その数字を目の前に見てしまうと心の底から腹が立ったり悲しくなったり、空しくなったりと、正常ではない感情にとらわれてしまいます。

 

自営の仕事柄、これによって自分が壊れてしまうことは自分自身の人生崩壊にもつながるため、日常生活に支障をきたすまではいっていなく、コントロールは自分でもできるのですが、この数字を見るだけで辛く鬱に近い状態になります。

 

その数字はカレンダーの日にちにもある数字です。時計や12月にある数字ではないため、避けようと思えば避けられるのですが、ありふれている数字であるため、ふとした拍子に目に入ります。

 

よく世間で忌み嫌われている数字でも、苦手な人の生年月日などでも、過去に嫌なことがあった日にちでもないのに、とにかくその数字が嫌いで煩わしくて辛いです(ちなみに今の西暦下二けたです)。

 

該当するワードを打ってみると、「強迫性障害」の文字が出てきました。

 

自分には、「いついつまでにこのことを達成しなければ自分の人生は終わり」という気持ちで、確かに自分を時には脅迫をしながら今まで生きてきました。

 

こういう、特定の数字が気になり、鬱に近い状態になるのは強迫性障害の一種なのでしょうか?

 

また、全く違う症状なのでしょうか?

 

この数字に関係する時期によくないことが起こるかもとのサインなのでしょうか?

回答

強迫性障害カウンセラーの木下です。

 

 

特定の数字を見て正常ではない感情になるのは強迫性障害だと思います。

 

 

特に「いついつまでにこのことを達成しなければ自分の人生は終わり」という感情は強迫性障害の特徴でもあります。

 

 

ただ、強迫性障害は簡単に治ります。

 

 

10年以上も強迫性障害に苦しみ続け、薬漬けになっていた私も1ヶ月後には強迫性障害が完治しました。